電気主任技術者取得

 今回の転職では第三種電気主任技術者の取得は大分プラスに働いたと思います。電気職志望者としては持っていることで有利になるのではないでしょうか。

 第三種電気主任技術者試験が年2回の実施になり、科目合格制度と受験機会の増加で2年をかけて取得することができました。

 そのまま二種取得に向けて勉強を続け、ひとまず電力・機械に合格しましたが、私には二次試験のハードルが高そうで勉強を続けるか迷っていました。

 電験は試験合格の他、所定の実務経験でも取得可能で、前職の実務経験を基に認定取得を目指すことにしました。

 認定取得に必要な単位が一部不足しており、その補完となる科目の一次試験には合格しているものの、ちょっと不安があります。

 

現在の状況について

 53歳で転職しました。

 次の仕事は地方公務員ですが、特別区ではありません。

 特別区で不合格となった2021年度の翌年、電気職1類(2類の募集なし)で希望区の合格をいただきましたが、お給料の問題で泣く泣く辞退しました。

 その後しばらくは第三種電気主任技術者資格取得に集中してなんとか合格、資格を活かしての転職を模索中に現在の職場の募集に目が止まりました。

 こちらは電気職で主任級の採用もあり、それならば何とか生活できることを確認の上で応募、合格をいただき転職することかできました。

 正直なところ、難しい試験や面接での厳しい質問もなく合格をいただいた気がしています。

 50代の私が公務員として転職できたのは、公務員の定年延長の恩恵もあると思いますが、それ以上に技術職の人手不足ではないかと感じます。

 普通なら冴えない50過ぎのおじさんを採用したいとは思わないと考えますが、採用せざるを得ないほど人手不足が深刻化しているのではないでしょうか。

 

 

 

ちょっと怖い話

 行政書士資格の勉強をしています。

 問題には過去の判例が出されるため、インターネットで検索するのですが、公務員の採用内定に関して、次のような判例が出てきました。

  判決文(抜粋) 被上告人東京都において正当な理由がなく右採用内定を取り消しても、これによつて、右内定通知を信頼し、東京都職員として採用されることを期待して他の就職の機会を放棄するなど、東京都に就職するための準備を行つた者に対し損害賠償の責任を負うことがあるのは格別、右採用内定の取消し自体は、採用内定を受けた者の法律上の地位ないし権利関係に影響を及ぼすものではないから、行政事件訴訟法三条二項にいう「行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為」に該当するものということができず、右採用内定者においてその取消しを訴求することはできないというべきである。

 判決文全文

 要は正当な理由がなくても内定取り消しができて、内定者からその取消しの訴えをすることができないとのことです。損害賠償の請求はできるようですが、それでも…

 転職で公務員への採用内定をもらっても、今の会社を辞めてしまった後に内定取り消しってことも考えられると、仮に内定をもらっても、本当に採用してもらえるか心配になります。

特別区職員の収入について

 とりあえず特別区経験者採用試験の申し込みが終わりました。

 この後は8月9日以降に受験票に関するメールが届き,指示に従い受験票を自分で作成するようです。

 ところで仮に採用になった場合,最も気になる収入について調べてみました。

 私の希望区である江戸川区のホームページに「江戸川区人事行政の運営等の状況について」と題した資料があり,収入に関してある程度の数字が記載されています。

 H30年度の資料によると,平均給与月額(各種手当を含んだもの)

◎江戸川区(平均年齢:40.9 歳):419,920 円

 期末手当・勤勉手当(ボーナス)は,H29年度平均で1,693,000円

 上記で単純に年収を計算すると,6,732,040円

 ちなみに同資料によると,

◎東京都(平均年齢:41.5 歳):444,592円

 期末手当・勤勉手当が,H29年度平均で1,836,000円

 同様に年収を計算すると,7,171,104円

 江戸川区と東京都では約440,000円ほどの違いになります。

 詳細は「江戸川区ホームページ」を参照してください。

 各区でも同様に公表されていると思いますので,「〇〇区人事行政」と〇〇に希望区を入れて検索してみてください。

 

転職を考えて自分を振り返ってみた

 転職をするに当たってまず行うことは,自分の強みとは何かを知ることといわれます。

 50歳ともなるとそれまでの経験に基づく様々なスキルと,一般的にはそれなりの立場にあって部下のマネジメント経験も豊富にあると思われます。

 企業はそれらの能力を持つ,いわゆる「即戦力」を求めます。

 私の場合,現職が電気設備の保守管理ですが,あまり現場で技術的な仕事はぜず,机上の事務仕事中心であったため,誇れるほどの技術力はありません。

 また万年平社員で部下のマネジメント経験もなく,改めて今の自分の強みと言っても全く思い浮かびません。

 この歳になって初めて自分には何もないことに気づいた時は非常にショックを受けました。

 入社して約30年,ぼーっと生きてきたツケが回ってきた感じです。